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ミュージカル座 10月~11月公演 『アワード』

ミュージカル座 10月~11月公演 『アワード』 Twitter アワード
 

ミュージカル座2018年10月~11月公演

 

 

 

 
5年後のブロードウェイ。トニー賞の授賞式で、出揃った4つの新作ミュージカルのカンパニーが、トニー賞最優秀作品賞、主演男優賞、女優賞、作曲賞、脚本賞、演出賞などの賞(アワード)を競い合って奮闘努力する姿を、ブロードウェイ100年の実話をもとに、笑いと涙とたっぷりの音楽で描いた新作ミュージカル! 成功するのは、どのミュージカル!!??

精力的にミュージカルの創作を続けるミュージカル作家ハマナカトオルと、ハマナカと組んで「チェアーズ」「スター誕生」「ハートスートラ」と3つのミュージカルを作曲した注目の若手音楽家、久田菜美が今年創作する新作ミュージカルです。おかしくて感動的な物語、歌とダンスもたっぷりと、作曲家久田菜美率いるバンド生演奏で贈る、華やかでとびきり楽しいミュージカルです!どうぞお楽しみに!!

 

チラシ表

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チラシ裏

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今から5年後のブロードウェイのお話。今日はミュージカルの祭典、トニー賞の授賞式です。作品賞にノミネートされた4つの新作ミュージカルは、どれも斬新な話題作。

1つ目は、ペンギンの恋愛と命がけの子育てを描いた可愛くて斬新なミュージカル「キングペンギン」。若手作家が創作し、世界的ポップスターのマンディ・ブルースが初めてブロードウェイ・ミュージカルの作曲を手がけ、主演女優にはTVドラマ「チアガール」で全米の人気者になった新人女優ジョディ・ケリーを迎えて製作した作品。
2つ目は、ヒット・ミュージカル「ハロー・ドーリー!」の続編ミュージカルを、引退した往年の大スター、メアリー・ハットンの復活主演で上演する話題作「グッバイ・ドーリー!」。クラシックな作品の続編ながら、作曲のチャーリー・ブースによるラップ調の音楽が新しく、新たなドーリー物語の開幕となりました。
3つ目は、名作「風と共に去りぬ」誕生の裏話を、小説の作者マーガレット・ミッチェル、映画プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニック、映画で主役のスカーレット・オハラを演じたヴィヴィアン・リーの3人のドラマとして描く新作ミュージカル「名作誕生」。マーガレット・ミッチェル役を、歌のうまいナンシー・ヘイワードが演じています。
4つ目は、善人な人気俳優が周囲におだてられて政治家になってしまい、最後は大統領にまで就任して、国家の悪事や戦争に巻き込まれて行くスラップスティック・コメディ「ミスター・プレジデント」。演出は女性のオルガ・プリンス。主演の大統領役には、ベテラン俳優ジョン・フレミングを起用してオフ・ブロードウェイで幕を開け、オンに上がってきた作品です。

どの作品がミュージカル作品賞に輝くのか、誰もが注目しています。また、主演男女優賞、助演男女優賞、オリジナル楽曲賞、脚本賞、演出賞、振付賞などの各賞を誰が受賞するのか、話題は尽きません。製作には莫大な予算がかかるミュージカル。どのカンパニーも新作を成功させて、ロングランに繋げなければなりません。そのためにはトニー賞の受賞が不可欠です。カンパニーの命運がかかる授賞式。司会をつとめるのは、今年のトニー賞主演男優賞にもノミネートされている人気俳優エディ・ルーニーです。彼の軽妙な司会で、いよいよトニー賞が始まりました。もちろん、最初は名物の華やかなオープニング・ショーです。各受賞者による個性に溢れたスピーチも感動的。なかには、歴代の失敗作を供養するコーナーや、トニー賞の歴史を子供と若者たちが紹介するコーナーも。そして、授賞式が次々と進行するなかで、ドラマはノミネートされた4つの新作ミュージカルの、今日に至るまでの回想に移ります。そこには、驚きの人間ドラマが・・・・!!??

 


 

     キャスト

 

菊地まさはる 伊東えり 沼尾みゆき 光枝明彦

 

森田浩平 柳瀬大輔 高野絹也 丹宗立峰

 

田宮華苗 かとう唯 亜久里夏代 松岡美桔

 

大塚庸介 杉浦奎介 奈良坂潤紀 水野駿太朗

 

藤倉 梓 藤澤知佳 ラリソン彩華 尾川詩帆

 

西 利里子 白鳥光夏 川田真由美 村上恵子

 

咲山 類 高橋辰也 若林 純 西村匠平

 

杉山奈央 梅沢明恵 福田奈実 新 舞美

 


  ミュージカル「アワード」初演オリジナル・キャスト


   
組】
 
組】
 
エディ・ルーニー(授賞式司会者 男優)ほか
 
菊地まさはる
 
菊地まさはる
マンディ・ブルース(ポップス歌手 作曲家)ほか 伊東えり 伊東えり
ナンシー・ヘイワード(女優)ほか 沼尾みゆき 沼尾みゆき
ジョン・フレミング(ベテラン俳優)ほか 光枝明彦 光枝明彦
ジョセフ・カウフマン(脚本家)ほか 森田浩平 森田浩平
マーヴィン・ダグラス(男優)ほか 柳瀬大輔 柳瀬大輔
サイ・ゴールドマン(製作)ほか 高野絹也 高野絹也
オスカー・アンドリュース(演出家)ほか 丹宗立峰 丹宗立峰
ジョディ・ケリー(女優)ほか 田宮華苗 かとう唯
メアリー・ハットン(引退した大女優)ほか 亜久里夏代 松岡美桔
フランク・ローガン(脚本・作詞家)ほか 大塚庸介 杉浦奎介
ポール・ドナヒュー(男優)ほか 奈良坂潤紀 奈良坂潤紀
リック・シェーファー(演出家)ほか 水野駿太朗 水野駿太朗
オルガ・プリンス(演出家)ほか 藤倉 梓 藤澤知佳
パトリシア・ロンドン(女優)ほか ラリソン彩華 尾川詩帆
ポーラ・デミル(女優)ほか 西 利里子 白鳥光夏
ドロシー・メイスン(マネージャー)ほか 川田真由美 村上恵子
ジョセフ・カウフマン(脚本家 若い頃)ほか 咲山 類 咲山 類
マット・ゴードン(男優)ほか 高橋辰也 高橋辰也
アレクサンダー・マシューズ(製作)ほか 若林 純 若林 純
チャーリー・ブース(作曲家)ほか 西村匠平 西村匠平
ジリアン・ロジャース(振付家)ほか 杉山奈央 梅沢明恵
カレン・ジョーンズ(ダンサー)ほか 福田奈実 新 舞美
スーザン・レヴィン(女優)ほか 中野史緒江 片岡直美
マイケル・リード(振付家・ダンサー)ほか 宇野修平 宇野修平
スタンリー・トッド(振付家・ダンサー)ほか 宮本聖也 関 廣貴
 
ペギー(ブロードウェイの女優)ほか
 
青木 萌
 
小多桜子
バンビ(ブロードウェイの女優)ほか 大野真美 岩田レイ
リタ(ブロードウェイの女優)ほか 川辺 結 藤田沙知
ナネット(ブロードウェイの女優)ほか 萩野華奈子 原 章子
キャロル(ブロードウェイの女優)ほか 多田千里 中西彩乃
パール(ブロードウェイの女優)ほか 神明まなみ 野呂桃花
レナ(ブロードウェイの女優)ほか 植田知夏 福田沙樹
ダイアン(ブロードウェイの女優)ほか 影山実奈 南 葉月
シーラ(ブロードウェイの女優)ほか 福島千紘 葛西菜々
メイ(ブロードウェイの女優)ほか 金澤まみ 宮尾圭子
ヴェラ(ブロードウェイの女優)ほか 加來真有 岸波華萌
リリアン(ブロードウェイの女優)ほか 井上弥子 紺野稀美香
 
リリー(子役)ほか
 
空良
 
蛭間結衣
キム(子役)ほか 石川古都 伏木結海
ジュリア(子役)ほか 岡平七虹 森村珠子
ヴァネッサ(子役)ほか 稲田ほのか 柴田星花
シンディ(子役)ほか 田中 杏 井上実優
エドナ(子役)ほか 伏見 桃 久保井まい子
クレア(子役)ほか 橋場梨乃 福岡あみ

 

【演奏】

   
Keyboard1 久田菜美/中林万里子
Keyboard2 中原裕章
Guitar 成尾憲治/笹本健介
Reed 山口宗真
Bass 板本恵太
Drums 森拓也

 


 

     スタッフ

脚本・作詞・演出・振付/ハマナカトオル
作曲・編曲・音楽監督・演奏/久田菜美
タップダンス振付/藤井真梨子
美術/松野 潤
衣裳/久保田俊一(東宝舞台衣裳部)
照明/小川 修
音響/返町吉保
映像/ツノダイチロウ
小道具/福田奈実
舞台監督/小谷 武
振付・演出助手/梅沢明恵
音楽監督助手/西 利里子
歌唱指導/亜久里夏代
衣裳助手/藤澤知佳
ヘアーアレンジ/五大輝一
宣伝美術/シマクラヨウ
制作/村上恵子
制作助手/杉山奈央
プロデューサー/竹本敏彰
エグゼクティブ・プロデューサー/ハマナカトオル
企画・製作・主催/ミュージカル座

 


 

公演日程

2018年10月31日(水)~11月4日(日)

公演会場

シアター1010(THEATRE1010)
http://www.t1010.jp
北千住西口 マルイ11F  〒120-0034 東京都足立区千住3-92
TEL:03-5244-1010

公演スケジュール       

2018年

10/31

11/1

11/2

11/3

11/4

曜日

水曜

木曜

金曜

土曜祝日

日曜

ヒル

 

 

 

12:30

12:30

ヨル

18:30

18:30

18:30

18:00

 

※開場は開演の30分前です。※公演は 組& 組の一部ダブルキャストで行いますが、全ステージ出演するキャストもいます。キャストの組分けをご確認ください。※未就学児童のご入場はできません。※残席ある場合は、公演開演の1時間前より当日券を販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用ください。※出演者並びに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承ください。出演者変更の場合でも、他日への変更・払い戻しはいたしかねます。

 

チケット料金(全席指定/税込)

 

SS席/9,500円
S席/8,000円
A席/5,500円
B席/4,000円

 

チケットお取り扱い

※B席のお取り扱いはミュージカル座、THEATRE1010のみです。
※車椅子でご来場のお客様はご購入前にミュージカル座までお問い合わせください。

・ミュージカル座
          048-825-7460
          オンラインチケット

 

・THEATRE1010チケットセンター
          03-5244-1011
          オンラインチケット
          窓口・予約引取開始 9月12日(水)~

 

・チケットぴあ
          0570-02-9999(Pコード 489-340)
          http://t.pia.jp/

 

・ローソンチケット
          0570-084-003(Lコード 33390)
          0570-000-407(オペレーター対応)
          インターネット予約 http://l-tike.com (パソコン・携帯共通)
          店頭販売:ローソン・ミニストップ店内Loppiで直接購入いただけます。

 

・イープラス
          ミュージカル座

 

一般前売り開始          2018年9月10日(月)午前10時より

 


公演のお問い合わせ

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
TEL:048-825-7460     FAX:048-825-7461
E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp

 


 

 

                                                            脚本・作詞・演出・振付/ハマナカトオル

 

   トニー賞の授賞式は、もう何十年も、毎年見続けています。ウィットに富んだスピーチ、華麗なショー、そして感激の授賞。なにより私が一番感動するのは、出席者たちが皆、演劇やミュージカルという仕事を誇りに思っていることで、アメリカと日本の事情の差を羨ましく思いながら、毎年見つめて来ました。授賞式を録画したビデオやDVD(最近はブルーレイ・ディスク)も、私の棚には何十年分もたまりました。「コーラスライン」はオ―ディションを全体の枠組みにして、誰がオーディションに合格するかということをゴールに置いたミュージカルですが、この「アワード」は「授賞式」を全体の枠組みにして、誰がどの賞を獲るかということをゴールに置き、そこから見えてくる人間模様をミュージカルにしたいと思っています。授賞式(アワード)から、ブロードウェイの舞台人の生きざまを描く作品です。
   今年1月、ミュージカル「スター誕生」の稽古場で、作曲の久田菜美さんにこの新作ミュージカルのアイデアを、殴り書きの紙切れ1枚で渡しました。「スター誕生」のブロードウェイ版を創りませんか?と言うと、久田さんは「それは分かりやすいですね」と理解したようでした。「スター誕生」は70年代の日本の歌謡曲をモチーフにした音楽づくりでしたが、今度はブロードウェイ・ミュージカルをモチーフにした音楽です。王道ですから、ミュージカル作曲家として腕が鳴るところでしょう。華やかなダンスシーンも、たくさん作りたいと思っています。
   「スター誕生」と同様、登場人物と劇中登場する作品や曲はすべてフィクションですが(5年後のトニー賞という設定)、ブロードウェイ・ミュージカルの歴史を徹底的に調べて、実際に起こった出来事をモデルに、リアルな脚本を書きたいと思っています。私のブロードウェイ・ミュージカルへの愛と尊敬を、すべて注ぎ込んだ作品にしたいと思っています。全力で製作いたします。どうぞご期待ください!

 


 

作家プロフィール紹介

ハマナカトオル(脚本・作詞・演出・振付)

1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ニューヨーカーズ」「スウィングボーイズ」「舞台に立ちたい」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家の創作による新作ミュージカルから、日本のミュージカルの巨匠である横山由和作品まで多くのオリジナル・ミュージカルをプロデュース。日本のミュージカルの普及と発展のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。

 

久田菜美(作曲・編曲・音楽監督)

東京都出身。東京音楽大学作曲・指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。大学でクラシックから現代音楽までの作曲法を学び、卒業後は主にピアニストとしてクラシック、ポップス、ジャズ、合唱と幅広く活躍中。舞台においては、ミュージカル「スペリング・ビー」や「モンスターズアンセム」にてキーボードで参加し、その他多数のミュージカル俳優やミュージカル女優のライヴにて伴奏を行っている。ミュージカル座では、「野の花」「不思議なラヴ・ストーリー」「アイランド~かつてこの島で」「BEFORE AFTER」「スペリング・ビー」の音楽監督と演奏を担当。2015年6月には、ハマナカトオルと組んだミュージカル「チェアーズ」で作曲・編曲・音楽監督・演奏をつとめ、ミュージカル作曲家としてデビュー。同年9月には、ハマナカとのコンビ第2作目となるミュージカル「スター誕生」を、2017年4月には3作目となるミュージカル「ハートスートラ」を発表。高い評価を受けている。

 

 

 

   「アワード」公式Twitter

 

 

 
はじめに
アワード
アワード=授賞式

この新作ミュージカルは、成功か!? 失敗か!?

5年後のブロードウェイ。トニー賞の授賞式で、出揃った4つの新作ミュージカルのカンパニーが、トニー賞最優秀作品賞、主演男優賞、女優賞、作曲賞、脚本賞、演出賞などの賞(アワード)を競い合って奮闘努力する姿を、ブロードウェイ100年の実話をもとに、笑いと涙とたっぷりの音楽で描いた新作ミュージカル! 成功するのは、どのミュージカル!!??

精力的にミュージカルの創作を続けるミュージカル作家ハマナカトオルと、ハマナカと組んで「チェアーズ」「スター誕生」「ハートスートラ」と3つのミュージカルを作曲した注目の若手音楽家、久田菜美が今年創作する新作ミュージカルです。おかしくて感動的な物語、歌とダンスもたっぷりと、作曲家久田菜美率いるバンド生演奏で贈る、華やかでとびきり楽しいミュージカルです!どうぞお楽しみに!!

ストーリー

今から5年後のブロードウェイのお話。今日はミュージカルの祭典、トニー賞の授賞式です。作品賞にノミネートされた4つの新作ミュージカルは、どれも斬新な話題作。

1つ目は、ペンギンの恋愛と命がけの子育てを描いた可愛くて斬新なミュージカル「キングペンギン」。若手作家が創作し、世界的ポップスターのマンディ・ブルースが初めてブロードウェイ・ミュージカルの作曲を手がけ、主演女優にはTVドラマ「チアガール」で全米の人気者になった新人女優ジョディ・ケリーを迎えて製作した作品。
2つ目は、ヒット・ミュージカル「ハロー・ドーリー!」の続編ミュージカルを、引退した往年の大スター、メアリー・ハットンの復活主演で上演する話題作「グッバイ・ドーリー!」。クラシックな作品の続編ながら、作曲のチャーリー・ブースによるラップ調の音楽が新しく、新たなドーリー物語の開幕となりました。
3つ目は、名作「風と共に去りぬ」誕生の裏話を、小説の作者マーガレット・ミッチェル、映画プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニック、映画で主役のスカーレット・オハラを演じたヴィヴィアン・リーの3人のドラマとして描く新作ミュージカル「名作誕生」。マーガレット・ミッチェル役を、歌のうまいナンシー・ヘイワードが演じています。
4つ目は、善人な人気俳優が周囲におだてられて政治家になってしまい、最後は大統領にまで就任して、国家の悪事や戦争に巻き込まれて行くスラップスティック・コメディ「ミスター・プレジデント」。演出は女性のオルガ・プリンス。主演の大統領役には、ベテラン俳優ジョン・フレミングを起用してオフ・ブロードウェイで幕を開け、オンに上がってきた作品です。

どの作品がミュージカル作品賞に輝くのか、誰もが注目しています。また、主演男女優賞、助演男女優賞、オリジナル楽曲賞、脚本賞、演出賞、振付賞などの各賞を誰が受賞するのか、話題は尽きません。製作には莫大な予算がかかるミュージカル。どのカンパニーも新作を成功させて、ロングランに繋げなければなりません。そのためにはトニー賞の受賞が不可欠です。カンパニーの命運がかかる授賞式。司会をつとめるのは、今年のトニー賞主演男優賞にもノミネートされている人気俳優エディ・ルーニーです。彼の軽妙な司会で、いよいよトニー賞が始まりました。もちろん、最初は名物の華やかなオープニング・ショーです。各受賞者による個性に溢れたスピーチも感動的。なかには、歴代の失敗作を供養するコーナーや、トニー賞の歴史を子供と若者たちが紹介するコーナーも。そして、授賞式が次々と進行するなかで、ドラマはノミネートされた4つの新作ミュージカルの、今日に至るまでの回想に移ります。そこには、驚きの人間ドラマが・・・・!!??

スタッフ プロフィール紹介
ハマナカトオル(脚本・作詞・演出・振付)

1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ニューヨーカーズ」「スウィングボーイズ」「舞台に立ちたい」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家の創作による新作ミュージカルから、日本のミュージカルの巨匠である横山由和作品まで多くのオリジナル・ミュージカルをプロデュース。日本のミュージカルの普及と発展のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。

久田菜美(作曲・編曲・音楽監督)

東京都出身。東京音楽大学作曲・指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。大学でクラシックから現代音楽までの作曲法を学び、卒業後は主にピアニストとしてクラシック、ポップス、ジャズ、合唱と幅広く活躍中。舞台においては、ミュージカル「スペリング・ビー」や「モンスターズアンセム」にてキーボードで参加し、その他多数のミュージカル俳優やミュージカル女優のライヴにて伴奏を行っている。ミュージカル座では、「野の花」「不思議なラヴ・ストーリー」「アイランド~かつてこの島で」「BEFORE AFTER」「スペリング・ビー」の音楽監督と演奏を担当。2015年6月には、ハマナカトオルと組んだミュージカル「チェアーズ」で作曲・編曲・音楽監督・演奏をつとめ、ミュージカル作曲家としてデビュー。同年9月には、ハマナカとのコンビ第2作目となるミュージカル「スター誕生」を、2017年4月には3作目となるミュージカル「ハートスートラ」を発表。高い評価を受けている。

キャスト
  • 菊地まさはる
  • 伊東えり
  • 沼尾みゆき
  • 光枝明彦
  • 森田浩平
  • 柳瀬大輔
  • 高野絹也
  • 丹宗立峰
  • 田宮華苗
  • かとう唯
  • 亜久里夏代
  • 松岡美桔
  • 大塚庸介
  • 杉浦奎介
  • 奈良坂潤紀
  • 水野駿太朗
  • 藤倉 梓
  • 藤澤知佳
  • ラリソン彩華
  • 尾川詩帆
  • 西 利里子
  • 白鳥光夏
  • 川田真由美
  • 村上恵子
  • 咲山 類
  • 高橋辰也
  • 若林 純
  • 西村匠平
  • 杉山奈央
  • 梅沢明恵
  • 福田奈実
  • 新 舞美
キャスト・役柄
菊地まさはる()
エディ・ルーニー(授賞式司会者 男優)ほか
伊東えり()
マンディ・ブルース(ポップス歌手 作曲家)ほか
沼尾みゆき()
ナンシー・ヘイワード(女優)ほか
光枝明彦()
ジョン・フレミング(ベテラン俳優)ほか
森田浩平()
ジョセフ・カウフマン(脚本家)ほか
柳瀬大輔()
マーヴィン・ダグラス(男優)ほか
高野絹也()
サイ・ゴールドマン(製作)ほか
丹宗立峰()
オスカー・アンドリュース(演出家)ほか
田宮華苗( )・かとう唯( )
ジョディ・ケリー(女優)ほか
亜久里夏代( )・松岡美桔( )
メアリー・ハットン(引退した大女優)ほか
大塚庸介( )・杉浦奎介( )
フランク・ローガン(脚本・作詞家)ほか
奈良坂潤紀( )
ポール・ドナヒュー(男優)ほか
水野駿太朗( )
リック・シェーファー(演出家)ほか
藤倉 梓( )・藤澤知佳( )
オルガ・プリンス(演出家)ほか
ラリソン彩華( )・尾川詩帆( )
パトリシア・ロンドン(女優)ほか
西 利里子( )・白鳥光夏( )
ポーラ・デミル(女優)ほか
川田真由美( )・村上恵子( )
ドロシー・メイスン(マネージャー)ほか
咲山 類( )
ジョセフ・カウフマン(脚本家 若い頃)ほか
高橋辰也( )
マット・ゴードン(男優)ほか
若林 純( )
アレクサンダー・マシューズ(製作)ほか
西村匠平( )
チャーリー・ブース(作曲家)ほか
杉山奈央( )・梅沢明恵( )
ジリアン・ロジャース(振付家)ほか
福田奈実( )・新 舞美( )
カレン・ジョーンズ(ダンサー)ほか
中野史緒江( )・片岡直美( )
スーザン・レヴィン(女優)ほか
宇野修平( )
マイケル・リード(振付家・ダンサー)ほか
宮本聖也( )・関 廣貴( )
スタンリー・トッド(振付家・ダンサー)ほか
青木 萌( )・小多桜子( )
ペギー(ブロードウェイの女優)ほか
大野真美( )・岩田レイ( )
バンビ(ブロードウェイの女優)ほか
川辺 結( )・藤田沙知( )
リタ(ブロードウェイの女優)ほか
萩野華奈子( )・原 章子( )
ナネット(ブロードウェイの女優)ほか
多田千里( )・中西彩乃( )
キャロル(ブロードウェイの女優)ほか
神明まなみ( )・野呂桃花( )
パール(ブロードウェイの女優)ほか
植田知夏( )・福田沙樹( )
レナ(ブロードウェイの女優)ほか
影山実奈( )・南 葉月( )
ダイアン(ブロードウェイの女優)ほか
福島千紘( )・葛西菜々( )
シーラ(ブロードウェイの女優)ほか
金澤まみ( )・宮尾圭子( )
メイ(ブロードウェイの女優)ほか
加來真有( )・岸波華萌( )
ヴェラ(ブロードウェイの女優)ほか
井上弥子( )・紺野稀美香( )
リリアン(ブロードウェイの女優)ほか
空良( )・蛭間結衣( )
リリー(子役)ほか
石川古都( )・伏木結海( )
キム(子役)ほか
岡平七虹( )・森村珠子( )
ジュリア(子役)ほか
稲田ほのか( )・柴田星花( )
ヴァネッサ(子役)ほか
田中 杏( )・井上実優( )
シンディ(子役)ほか
伏見 桃( )・久保井まい子( )
エドナ(子役)ほか
橋場梨乃( )・福岡あみ( )
クレア(子役)ほか
【演奏】
久田菜美/中林万里子
Keyboard1
中原裕章
Keyboard2
成尾憲治/笹本健介
Guitar
山口宗真
Reed
板本恵太
Bass
森拓也
Drums
公演情報
アワード
公演期間

2018年10月31日(水) ~ 11月04日(日)

公演会場
シアター1010
〠 120-0034
東京都足立区千住3-92

☞ 北千住西口 マルイ11F

☎ 03-5244-1010

公演会場 Webサイト

公演スケジュール
  ヒル ヨル
10/31(水)   18:30
11/1(木)   18:30
11/2(金)   18:30
11/3(土) 12:30 18:00
11/4(日) 12:30  
  • 開場は開演の30分前です。

  • 公演は、組・組の一部ダブルキャストで行いますが、全ステージ出演するキャストもいます。キャストの組分けをご確認ください。

  • 未就学児童のご入場はできません。

  • 残席ある場合は、公演開演の1時間前より当日券を販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用ください。

  • 出演者並びに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承ください。出演者変更の場合でも、他日への変更・払い戻しはいたしかねます。

チケット料金 (全席指定/税込)
  • SS席 9,500円
  • S席 8,000円
  • A席 5,500円
  • B席 4,000円
スタッフ
ハマナカトオル
【脚本・作詞・演出・振付】
久田菜美
【作曲・編曲・音楽監督・演奏】
藤井真梨子
【タップダンス振付】
松野 潤
【美術】
久保田俊一(東宝舞台衣裳部)
【衣裳】
小川 修
【照明】
返町吉保
【音響】
ツノダイチロウ
【映像】
福田奈実
【小道具】
小谷 武
【舞台監督】
梅沢明恵
【振付・演出助手】
西 利里子
【音楽監督助手】
亜久里夏代
【歌唱指導】
藤澤知佳
【衣裳助手】
五大輝一
【ヘアーアレンジ】
シマクラヨウ
【宣伝美術】
村上恵子
【制作】
杉山奈央
【制作助手】
竹本敏彰
【プロデューサー】
ハマナカトオル
【エグゼクティブ・プロデューサー】
ミュージカル座
【企画・製作・主催】
コメント

「授賞式(アワード)」から描く舞台人の生きざま

ハマナカトオル 【脚本・作詞・演出・振付】

   トニー賞の授賞式は、もう何十年も、毎年見続けています。ウィットに富んだスピーチ、華麗なショー、そして感激の授賞。なにより私が一番感動するのは、出席者たちが皆、演劇やミュージカルという仕事を誇りに思っていることで、アメリカと日本の事情の差を羨ましく思いながら、毎年見つめて来ました。授賞式を録画したビデオやDVD(最近はブルーレイ・ディスク)も、私の棚には何十年分もたまりました。「コーラスライン」はオ―ディションを全体の枠組みにして、誰がオーディションに合格するかということをゴールに置いたミュージカルですが、この「アワード」は「授賞式」を全体の枠組みにして、誰がどの賞を獲るかということをゴールに置き、そこから見えてくる人間模様をミュージカルにしたいと思っています。授賞式(アワード)から、ブロードウェイの舞台人の生きざまを描く作品です。

   今年1月、ミュージカル「スター誕生」の稽古場で、作曲の久田菜美さんにこの新作ミュージカルのアイデアを、殴り書きの紙切れ1枚で渡しました。「スター誕生」のブロードウェイ版を創りませんか?と言うと、久田さんは「それは分かりやすいですね」と理解したようでした。「スター誕生」は70年代の日本の歌謡曲をモチーフにした音楽づくりでしたが、今度はブロードウェイ・ミュージカルをモチーフにした音楽です。王道ですから、ミュージカル作曲家として腕が鳴るところでしょう。華やかなダンスシーンも、たくさん作りたいと思っています。

   「スター誕生」と同様、登場人物と劇中登場する作品や曲はすべてフィクションですが(5年後のトニー賞という設定)、ブロードウェイ・ミュージカルの歴史を徹底的に調べて、実際に起こった出来事をモデルに、リアルな脚本を書きたいと思っています。私のブロードウェイ・ミュージカルへの愛と尊敬を、すべて注ぎ込んだ作品にしたいと思っています。全力で製作いたします。どうぞご期待ください!

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