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ひめゆり
Category: ひめゆり | 2015.05.27
「ひめゆり」稽古が進んでいます。

卓越した歌唱力で、「レ・ミゼラブル」「ジキル&ハイド」「Into The Woods」などの舞台で活躍して来た岡村さやかさん。「ひめゆり」は昨年に続いての連続出演。ミュージカル座には、「sign-サイン-」「野の花」にも出演しています。

岡村さやか
「昨年に続いて、ふみをやらせていただけることは、また心新たに身の引き締まる思いです。昨年ご一緒した方もいらっしゃいますが、また、その方が、役が変わっていたりもしますし、今年初めてご一緒する方もいますので、新しい発見をしながら、昨年学んだことを生かして演じたいと思います。初めて出演した昨年は、ひめゆり学徒の存在や歴史的事実に対して、戦争を経験していない自分が、どれだけ畏敬の念を持って想像し、全身全霊で取り組めるかということを一番に考えてやっていたんですけど、今年は、それに加えて、その当時の方々の思いに、よりあたたかみを感じながら寄り添いたいです。伝える覚悟と、沖縄戦を生きた方々に捧げるような気持ちで取り組みたいと思いますので、是非、この節目の年に観ていただけたら幸いです。」


昨年に引き続いてゆき役連続出演の中村萌子さん。2011年よりBS日テレ「それいけ!アンパンマンくらぶ」歌の萌子先生として出演するなど、歌手&MCとして活躍中です。

中村萌子
「ミュージカル座20周年、戦後70年のこの節目の年に、昨年に引き続き、この作品に出演させていただける幸せを噛みしめています。私が演じさせていただくゆきの歌う「小鳥の歌」は、最期まで生きる希望を失わない純粋な少女の歌です。そして、ふるさとに帰りたい、お母さんや家族に会いたいという気持ちは、誰もが持っていた気持ちで、あの場面では、みんなの気持ちを代表して歌わせていただきます。昨年の公演に、88歳と89歳になる祖父母が、長崎から観に来てくれまして、公演後に、まるでタイム・スリップしたようだったと言われました。「戦争を知らない世代の人たちは、物語のように思うかもしれないけれど、あれは真実。これから先、戦争経験者がいなくなってしまう時代が来るだろう。そんな時に、この作品を通して、真実を伝えて行ってほしい。」と言われました。今年も、真剣に誠実に、作品に向き合いたいと思います。」


ミュージカル座の女優として長く活動している藤澤知佳さん。最近は「アイランド~かつてこの島で~」アンドレア役、「マザー・テレサ 愛のうた」ドラナ役・アデル役・ジータ役などに出演。「ひめゆり」のみさ役は、長年演じ続けている持ち役のひとつです。

藤澤知佳
「また、熱い夏がやって来るって思います。毎年、いい意味でカンパニーが若返るので、ずっとこの「ひめゆり」に出演している私としては、以前から伝統的に伝えて来ているものと、新しいメンバーによって加えられる新しい表現とを融合して、2015年版の「ひめゆり」を生き抜きたいと思います。今年もまたみさとして生きますが、今回ははる役に、新しく仲里美優さんが加わったので、かなのうめ(梅沢明恵)と一緒に、新しいはる・かな・みさを創れればと思います。こうして毎年「ひめゆり」の台本と楽譜を手にして、ひと夏を過ごしていますが、その度に新しい発見があります。だから何度経験しても新鮮に “みさ”という役、そしてこの作品と向き合うことが出来るのだと思います。戦後70年、ミュージカル座創立20周年記念公演「ひめゆり」、是非、劇場へ足をお運びいただけたらと思います。」


「ひめゆり」杉原上等兵役、「ミス・サイゴン」シュルツ大尉役、「間違いの喜劇」主役アンティフォラス役など、幅広いフィールドで活躍する佐野信輔さん。2010年より、戦争を語り継ぐステージ「815~Generation to generation~」を自ら企画・主催しています。

佐野信輔
「終戦70年の「ひめゆり」カンパニーに参加することが出来て嬉しく思っております。ミュージカル座在団12年になり、何度も出演してきた大切な作品ですが、ここ最近は僕ら劇団員が熱く想いを語る必要のないくらい、参加してくれる皆がそれぞれの想いや願いを抱いてくれているのを感じます。今後も上演を絶やさず作品を守ることが劇団の使命だと思っていますので、これからのミュージカル界を担う新しい世代にもどんどん参加して欲しいですね。僕個人では戦争を語り継ぐイベントを企画し、今年で6年目になります。初年度は振り返るとなんだか気負っていました(笑)今は「こんな話があったんだ」「こんな歌があったんだ」と知識を共有できる場になればと思っております。やはり大切なのは「知ること」ですね。」


学校の朝礼で中央はゆき役の中村萌子
手前ははる役の田宮華苗水野貴以 岡村さやか 田宮華苗

上の写真は、学校の朝礼に整列したひめゆり学徒たち。学校から、親元に帰るか、それとも学校に残って戦うかと決断を迫られ、議論します。女学生たちの、揺れる心が描かれる場面です。

 

Category: ひめゆり | 2015.05.27

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